2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

タイタニア 第6話『シラクサ星域会戦』

少し前に「銀河英雄伝説・わが征くは星の大海」を観たのですが、これは約20年前の作品でありますから若干の古さはございましたし、作品の内容等はともかくといたしまして手描きのアニメの限界(もちろん良い面もあるのですが)というものが見受けられた作…

テイルズ オブ ジ アビス♯05『選ばれし英雄』

もう次のステージですか。このテンポの良さは何でしょうね。とにかく快調でございます。 前回の感想で「仮にも主役なのですからもう少しなんとかならないのでしょうかねぇ(笑) とても公爵家の跡取りの態度とは思えません」とルークのことを書きましたが、そ…

鉄のラインバレル ♯05『明日への道標』

矢島の死を乗り越えるのが早すぎるような気もいたしますが、浩一の内面を深く抉っても実は何もないということに今更気がつきました。中学三年生の男の子ですからね。そういうことを忘れかけていたことを反省。むしろこれまでの事を踏まえて浩一の成長を描く…

地獄少女三鼎 第六話『わたしのセンセイ』

「人を呪わば穴二つ」ですか・・・。今回は思春期の女の子にありがち(と男は想像するのですが)な「憧れ」と、ささやかな優越感がもたらした不幸な結末というお話でございました。お話の筋としては納得できてしまうところがやりきれません。 夕菜が綺羅の嫉…

GONZOの危機?!

エントリー書いてからニュースを見ておりましたら以下の記事がっ! GDH、経営再建へアニメ作品絞り込み 制作ラインのリストラも(ITmedia News) GDH、赤字決算でアニメ作品の“選択と集中”を発表(AV Watch) 以前も書きましたから「なんとなく」心配してお…

巌窟王 第二十一幕『貴公子の正体』

ダングラールとヴィルフォールの仕置き完了。・・・そういう作品ではございませんでした(笑) ダングラールへの復讐は原作の方が好みなのですが、この時代設定であの復讐方法*1は説得力を持たないようですから、この「大好きな金に囲まれてはいるが、食べ物も…

ブレンパワード 第16話『招かれざる客』第17話『カーテンの向こうで』

嵐の中でオルファンに近づこうとした一般人や報道のヘリや船がノヴィス・ノアに避難していた。そこへモハマドが再登場。今度は指揮権の買取ではなく補給の援助と、オルファン浮上の際に発生した津波被害にあった子供たちのためにノヴィス・ノア内に孤児院を…

日本の未来

少し古い作品でしたが、これを観ていて胸が熱くなりました。 当方科学には興味はありますが、だからといって日常そうした情報収集を積極的にするような人間でもありませんから「はやぶさ」の事は新聞やテレビで報道された以上のことは知りませんでした。それ…

屍姫 赫 第3話『夜の声』

マキナとオーリを物語の中心に置いてお話を進めているから止むを得ない部分はあるのですが、この作品に一番不足しているものは「悲しみ」だと思いました。もちろんこれから「マキナ」の悲しみは描かれて行くのでしょうが、退治される方「屍」の悲しみが上手…

機動戦士ガンダムOO 2ndシーズン ♯06『傷痕』

「対立軸」が明確になって前シリーズより観易くなっておりますが、その分刹那の比重が軽くなっているように感じられます。見せ場がサーシェスと双子座の彼氏との戦闘シーンだけになっているように見えるのは気のせいでしょうか。 登場人物が多い上に各キャラ…

テレパシー少女 蘭 第20話『凛、超能力に挑戦!』

残り話数が少なくなったところで完全に肩の力が抜けたお話がやってまいりました。以前も書きましたが中学生の女の子二人に事件を解決させるというお話は、無理に無理をかさねるところがございましたし少なからず違和感を感じておりましたから、やはり中学生…

とある魔術の禁書目録 ♯04『完全記憶能力』

状況や設定、心の叫びを長々とセリフで説明するという手法は映像作品としてどうなのかという問題は永遠の課題です。 原作の小説を読んだ事がありませんので、このシークエンスがどこまで原作に準拠しているのか判断がつきかねますが、恐らくは原作のセリフを…

ケメコデラックス!第四話『彼女が水着に着替えたら』

先週の最後で「リョーコとケメコ」という物語の核心部分のお話がございましたので、てっきり今週はそれを引きずるのかと思っておりましたら完全な肩透かしでございました。まあサブタイトルからしてそれは予想されたことなんですけれども、監督は思い切りが…

キャシャーンSins 第5話『月という名の太陽を殺した男』

「死を受け入れ静かに最後を迎えるつもりでいたが、一縷の望みが現れた途端悟ることを放棄してしまった」「死を目前にして己の人生を振り返る」「本当は誰よりも他者と繋がりを持ちたいのに、その手段を持たないものの悲劇と一筋の光」ときまして再びリュー…

テイルズ オブ ジ アビス♯04『隠された真実』

本当に展開が速いです。キャラに深みが足りないという部分もございますが、原作がRPGであればプレーヤー一人一人に自分だけの主人公がいるでしょうし、そこに変な色をつけてしまうとその人たちに対して失礼だという配慮かもしれません。同時にこれからプ…

タイタニア 第5話『憧れと、誇りと』

「神」に憧れた王妃ラティーシャと「神」に仕えたことを誇りに思っていたタイタニアの駐在武官エルウィンのテュランジア公国にまつわる悲劇のお話。この悲劇もタイタニアの支配している星々では「よくあること」でしかないことが、ジュスランの醒めた態度か…

鉄のラインバレル ♯04『正義の代償』

浩一の幼馴染にして親友の矢島くんは雨の公園で死す、それもバラバラでございました。スタッフ、容赦ありません。 この矢島くんの死は、ラインバレル」が「JUDA」に取り上げられても浩一の心根は歪んだままである、ここまで嫌な奴として描かれてきた浩一…

BSアニメ夜話 第11弾 第2夜「ガンバの冒険」

時間が許せば全話観返してから視聴したかったのですが、流石にそれは無理でございました。椛島さんのお話が聞けただけでも満足でしたが、この作品を語る上では原作の「冒険者たち」と全共闘時代のお話は避けて通れないところなのですが、さすがにそこまでの…

BSアニメ夜話 第11弾 第1夜「電脳コイル」

「BSマンガ夜話」はほとんど視聴しているのですが、「BSアニメ夜話」はあまり観ることがありません。アニメ好きなのにおかしなものです。理由は分かっていて、マンガの場合番組内で語られる作品が手元にある場合が多かったり、手元に無い場合でも読んで…

地獄少女三鼎 第五話『うつせみ』

5回目にして納得できる復讐が・・・って、納得してはいけませんね。理不尽だったり不条理だったりしたお話はこれまでと変わってはいないと思うのですが、今までは「依頼者」の被害者意識の方が強く感じられたのに対して、今回の「新山美和」先生の場合彼女…

巌窟王 第二十幕『さようなら、ユージェニー』

シリーズものの醍醐味というのは、こういう比較的地味なエピソードに現れるような気がいたします。ペッポの助けを借りて結婚調印式式場からユージェニーをアルベールが助け出す件などは、ここまで積み上げてきたものが一気にあふれ出たものでございました。 …

ブレンパワード 第14話『魂は孤独?』第15話『一点突破』

勇を乗せないで戦っていたユウブレンは海面に漂っていた。その頃勇はノヴィス・ノア上でユウブレンに悪態を付いていた。それが聞こえたかのように勇の元に戻るユウブレン。もの凄く人間くさい描写でございました。 オルファンの浮上はバイタルネットの効果で…

屍姫 赫 第2話『遊戯のつづき』

オカルトモノとという認識自体が間違いだったような気がしてまいりました。いや、オカルトモノに間違いはありませんが、お坊様とか出ていましたから和風なものを想像したことが間違いだったということでしょうか。本作はアンデッドをアンデッドで打ち倒して…

機動戦士ガンダムOO 2ndシーズン ♯05『故国燃ゆ』

今回は「戦争をするお前らは許さない、お前たちのせいで多くの人間が不幸になるのだ」と主張していた沙慈くんが、自分の手で多くの人間を不幸にしてしまったことを目の当たりにして慟哭したお話でございました。制作者の容赦の無さは半端ではありませんが、…

とある魔術の禁書目録 ♯03『必要悪の教会(ネセサリウス)』

小萌先生とインデックスの可愛さが全てだったお話。私だけかもしれませんが、舞台設定を会話だけで説明する回はいまひとつのめり込めませんでした。こういう事をするから後になって「あれ?これってどういう意味だっけ」とビデオを見返すことになるのですが…

テレパシー少女 蘭 第19話『カフェ・ド・オバケ屋敷』

学園祭に絡めて翠の悲しみと、その翠の凍りついた心が蘭や留衣はもとより同級生たちの優しさと触れ合いによってゆっくりと融けてゆく様を丁寧に描いた、多分作中ベストなエピソードでございました。こういったお話を拝見いたしますと、この番組に「謎」はい…

キャシャーンSins 第4話『滅びの天使』

言葉では伝えきれない「想い」を闘いの中に見い出したソフィータと出逢ったお話。ですから今回の闘いは全て二人の会話ということになるのでしょうか。他者との繋がりを拒絶するキャシャーンに対して、無理やり闘いを挑むことでコミュニケーションをとったソ…

ケメコデラックス!第三話『ケメコ登校!?』

「ユトリが個性を育てると思うな!」(まいっちんぐケメコ先生のお言葉) ギャグアニメには大きく分けて二通りあると認識しておりまして、それはシリーズとしてのストーリーがあるものと無いものという実に大雑把な認識でございます。「ないもの」の代表作は…