正解するカド 第7話『サンサ』

ヤハクィザシュニナの次の「問い」はサンサというものだった、というお話。
この世界に居る自分は無数の宇宙にいる自分の一つでしかなく、それを「認識」することが出来ればこの世界では永遠に活動することが出来るようになる…、らしいです。
しかも強制ではなく自分で選択できるようなので、肉体的なリスクがないのであれば拒否する必要は皆無に見えるのですが、沙羅花は拒絶反応を示しておりました。
凡人である私は「上手い話には裏がある」と安直に考えてしまいますが、多分沙羅花はそうではなく、便利過ぎるものを手にした人類の行く末に漠然とした不安を感じたのではないかと。
とは言え一度知った事をなかったことには出来ませんし、…この異方に対する意識のズレが人に災いをもたらしてしまう可能性もありそうです。
さて次々に美味しい餌を投げ込むヤハクィザシュニナではございますが、彼自身の目的は何なのか。
完全なる善意なのかそれとも…。