薄皮を剥ぐように謎（と申しましょうか、伯爵の陰謀ですね）がアルベールの前に提示されております。そのたびにこれでもかっ！ というように絶望に沈むアルベールの精神状態を丁寧に描くスタッフのＳっぷりには毎度感心させられております。 復讐のための「…

小隊規模の地味な戦闘が（不謹慎かもしれませんが）楽しい。戦争の趨勢を決するというわけではございませんが、地べたを這いつくばっている兵士の日常とはこんなもの、というものを描こうとしたスタッフの心意気は10年以上経っても十分伝わってまいります。 …

オルファンから脱出してきた勇だったが、ノヴィス・ノアに加わることを拒否、単身戦うことを選択する。「Ｂプレート」のデータを求め、かつて暮らした家に行くが、オルファン側のカナンとケイディも伊佐未翠に命じられた別の任務でやってきていた。さらに勇…

最終回を見終わって興奮がなかなか冷めず、いつも以上に脈絡の無いことを書きますがご了承くださいませ(笑) 「復讐もの」として本作を観始めましたが、なんのことはありません、始めからタイトルに「反逆の」と書いてあるのですから本作はルルーシュが「運命…

以前「びんちょうタン」のＤＶＤを貸してくれた会社の同僚に、そのＤＶＤを返却した際「他になにかお勧めはある？」と軽い気持ちで尋ねたところ「『かみちゅ！』は観ないといけません！」と強く言われました(笑) そのときは曖昧な返事をしておいたのですが、…

前回（「髑髏編」のことです）もそうでしたが、この「人面瘡編」も「人の心の闇」というものを描いたお話でした。聖書で言うところの「追われてもいないのに」といったところでしょうか。 お話自体はいつも通りでしたから、可もなく不可もなくといったところ…

「ワ・レ・ワ・レ・ハ・ウ・チュ・ウ・ジ・ン・ダ！」（ＣＶ相良宗介） この番組ではシリアスな展開もありなので、どうなることやらと思っておりましたら冒頭からこの台詞でございます、脱力・・・。 十二話で登場したミルカトピも立派なお水の猫として（違…

バジュラの持つ能力に価値を見出し利用しようとしたグレイスと、異形の生物であっても保護しようとしたランカの母の対立が物語の発端であるという描写から今回は始まりました。・・・うん、本作だけを観ておりますと案外「底」は浅かったと思うのですが、「…

小夜香の中に「リュンカ」が入ることをバーディーが突き止め、シャマランの本性が表れたお話。着実に終焉に向かっておるようでございます。その中で小夜香とつとむの「可愛い」デートが悲しい。先週まではなんとか悲劇を回避できるのではないか？ などと考え…

先ほど「衛星アニメ劇場」内で「タイタニア」の宣伝放送を見ました。宇宙空間での会戦シーンは全編３ＤＣＧが美しく期待が持てたのですが、正直２Ｄ部分のアニメは微妙でございました。・・・いや、それ以前の問題としてこのキャラデは私の知っている「美樹…

「あれ、一週観損ねたのかな？」と思ってしまったわけでございますが、当然そんなことはございませんでした。先週の最後から今週のエピソードには1ヶ月くらいの間があって、その間には様々な描かれなかったドラマがあったのだろう・・・などと思ったのですが…

Brancoの編成に問題があるのか、提供側の「大人の事情」なのか、しかし本作と「第08MS小隊」が今月、来月には「0080」が放送されるそうなので、できれば順番に放送していただきたかった、です(笑) これらは「大人の事情（こればっかりですね）」があったとし…

13年も前の作品を今の視点で感想を書こうとした時点で、多分間違っているような気がいたします。特にこの作品の場合制作順ではなく、視聴順に観た私に問題がございまして、冒頭を観て「これ、なんてソレスタルビーイング？」と思ってしまったことが全てだっ…

Gyaoを御覧の方はご存知かと(ry Gyaoでは作品ごとにレビューのページがございまして、私はこのページを見るのがわりあい好きだったりします。様々な方の様々なご感想というものは、内容を問わず自分とは違った見方を教示して下さったり知らない事を教えても…

伯爵がアルベールを深宇宙へ誘ったのは、フェルナンへの復讐をアルベールに見せたくないという優しさなのかと一時でも考えてしまった自分の甘さが悔しいっ！ エデが復讐を果たした後でその虚しさを吐露したところで「あっ、そういうことか」と納得いたしまし…

12年前から9年前にかけて制作されたOVA。OVAだけあって作画や画面作りに不満はございません、・・・どころか最近の特定の作品より高品質でございます。 「ファースト」よりもっとミクロな視点で描かれておりますが、こうなりますと「ラット・パトロール」で…

「今なにした（怒）」 オルファンの追手「シラー」と「カナン」から逃れる勇を比瑪が助ける。地上に出た勇は「Bプレート」を捜して「オーガニックエナジー」の研究者・源野三尾と出会う。三尾は勇に無断でユウ・ブレンに乗り込み一悶着。 単独行動をとる勇に…

先週放送分の48話まで視聴していた時は「こんなに面白いのに何故最終回の記憶がないのだろう」と思ったのですが、最後まで観ていてその理由が分かりました。うん、この最終回は憶えておりました。記憶がなかったのは観ていなかったからではなく、この終わり…

いい大人としては失格だと思います。

激戦のクライマックスなので各所で死人が大量発生するのだという先入観で観ておりましたので、久しぶりに胸が痛みながら、それでいて興奮しながら視聴させていただきました。良い意味で期待を裏切った盛り上げ方は手馴れたものでございました。 結局明確に亡…

よ、横溝(ry ・・・それはともかく(笑) 今回はストーリーの流れに不自然なところが（あまり）感じられず、スピーディーな展開でございました。それでありながら翠の大喰らいネタをはさむ余裕もございましたし、スタッフがこの作品の持つリズムに合ってきたと…

お話に整合性とでも申しましょうか、「辻褄あわせ」とでも申しましょうか、とにかくラストに向けて「謎」の解答あわせに忙しい描写が連続しておりました。シェリルの「V型感染症キャリアー」のお話やらレオンの陰謀、グレイスの思惑。創造主たる監督にしてみ…

「恋」を知りたくて地球（今気が付きましたが、ここは「地球」でしたっけ？）に落ちて来た「液体生物」オアシスと、乱崎家の対決・・・。そんな話ではございませんでした。雷蝶が「宇宙人が攻めてくる」などと視聴者をミス・リードしてくれましたので(笑) て…

沢尻村の惨劇と、その暗闇の中に蠢くシャマラン・ゴメス・カペラの思惑が交錯、室戸と早宮がジャーナリズムの原点から行動するといったお話でした。しかし見せ場はバーディー対マリオネットのオンディーヌのアクションでございますね。I.G.のそれとは違う視…

記憶している一番古い映画体験が『俺たちは天使じゃない』『カサブランカ』と本作でございます。残念な事にどれも劇場で観たことはないのですが、『俺たち・・・』は1955年『カサブランカ』は1944年、本作が1952年製作ですから当然といえば当然でございます…

「ジェニー・円」の計画を阻止するために、調査室の面々が各自出来うる最善の方法を最良の場所で奮闘しながらも、運命の「気候分子」は散布されてしまった・・・と観るのが普通だと思うのですが、今回は悪役であるジェニーさんの格好良さに目を奪われてしま…

設定など細かいところを忘れてしまいそうなので書き残しておきます。 海底から飛び出してきた「プレート」と呼ばれるものが「リバイバル」して「アンチボディ」に変形（誕生？）する。それを「ブレンパワード」と呼ぶ（？） 偶然その場に遭遇した「宇都宮比…

「やめてください！」と言いながらアドルをトンファーで殴りつける麻織に萌えた！ ・・・嘘です(笑) やはりどちらかに特化すべきだよなー、などと今更ながらの感想しか思いつきませんでした。アクションものにすべきか恋愛もので走るのか。シリアスで行くの…

ヴィルフォールはあれで退場でしょうか？ まあ、地位も財産も家族も失ってしまえば、残されたものは年老いた肉体と「失意」だけという事になりますから、そちらの方が残酷ですか。どうも最近は直接手を下すようなお話ばかり読んだり観たりしておりますから、…

「branco」で視聴しております「バンダイチャンネル」も半年を過ぎますと、新シリーズが開始されるようになります（すでに終わった作品は「天空のエスカフローネ」始まった作品は「銀河漂流バイファム」）。「機動戦士ガンダムZZ」「新機動戦記ガンダムW」「…