翠にとって蘭という存在がどういう意味を持つのかということを本来の視聴者である「若い人」向けに、美しく印象的な花火のシーンを中心に据えたエピソードでございました。綺麗にまとまって良いお話でしたが、「年寄り」の苦言と申しますか、ほとんど「いち…

「ワンニャー！」 ・・・意味はございません。千葉さんのお声を久しぶりに聞けて楽しゅうございました(笑) さて、先週のエントリーで「日常の中に出現した非日常」という物語であったのなら・・・と書いた後で凶華さま役の藤村歩さんのインタビュー記事を読…

アルトが上手に立ち回って「両手に花」という選択肢もあるよねー、などと不埒なことを考えたりもいたしましたが、そもそもそんなことが出来るような小賢しい男にこんな「いい女たち」が惚れるわけもございませんね(笑) その「いい女たち」ですが、これまでは…

今回は次第に体の中の「リュンカ」に蝕まれて行く小夜香の描写が中心のお話で、そうした状況を提示しているだけでしたのでこれといって感想はございませんでした。 ・・・もう少しだけ。これから先つとむ（バーディー）と小夜香（リュンカ）は対決せざるをえ…

「一瞬は永遠に通じる」・・・すみません、書いていて少し恥ずかしくなりました(笑) ソウタは「一緒に歳を重ねてゆく」ことではなく「今をこの一瞬を生きてゆく」ことを選びましたが、問題はホロンにそうした感情のプログラムがなされているかということであ…

どうもエピソード毎の落差が激し過ぎるようでございます。 前回のお馬鹿エピソードはそれなりに楽しく拝見できたのですが、今回のように麻織の不安な精神状態を描くお話になりますと何故か（私の）眉間に皺が寄ります(笑) 思いますに麻織のような人生経験の…

ユージェニーとカヴァルカンディというのは異父兄弟でしたよね？ これも事情をしらないダングラールに対する復讐の一環だとしますと、伯爵のエグさは酷いものがございますが、どうでしたかしら・・・遠い目。記憶が定かではございません。 原作ではアルベー…

3年前に放送されたらしい（当然のように地方では放送はありませんでした）アニメ。当時よく訪問していたサイトで好意的な感想がアップされていて観られないことに口惜しい気持ちを抱いておりましたので、今回全話視聴できたことは幸いでございました。 出て…

黒井鯖人編終了。意欲的に変わった画面作りを試みていて、そのへんは好感が持てました。百淋姐さんをもう登場させるなど大胆にアレンジされている部分もございますが、原作がまだ終了しておりませんからこれは構成上やむをえない処理なのでしょう。 原作の「…

アーニャとＣ．Ｃ．は無関係とは思っていませんでしたが、アーニャの中の人がマリアンヌでギアスを授けたのがＣ.Ｃ．、しかも結構いい性格だったのには驚かされました。彼女の目的が分からないのですが、これが最後の鍵になるのでしょうか？ 物語の世界は混…

道祖神（どうそじん）は黄帝の末子・遊子は旅が好きで、旅の途中で死ぬとき私は旅行者の守護神になると言った中国の故事から伝来したといわれる神様らしいですが、そんな話はどうでもよろしい(笑) アイデアの一部に使われているのですからどうでもよくはない…

凰火が風邪をひいたところから始まるドタバタコメディでございました。ゲスト及びサブ・キャラも登場しないエピソードでしたが、こういうノリは観ていて安心できるうえに楽しゅうございます。一名を除いては看病には全く当てにならない乱崎家の面々の右往左…

グレイスが本性を現してシェリルが絶望に打ちひしがれるお話。歌姫としての終焉と存在自体の終わり（つまり死）を同時に宣告するとは、スタッフの「ドＳ」ぶりも極まった感がございます。このままシェリルに救いがないお話でも問題はございませんが、なぜか…

東北南部は既に「秋」でございます。現在室温１９度って、寒暖の差が激しすぎます。日中はまだ夏の日差しが残っているのですが、夜ともなりますと寒い。つい１週間前までは暑くて寝苦しかったのが嘘のようでございます。例年より早いペースで「秋」が来たか…

日本が勝ったから感動したわけではありません。上野選手の連投だけで十分でございました。大変面白いゲームを見せていただいてお礼を申し上げたいものでございます。 見ていて楽しかった原因のひとつは上野選手の驚異的なタフネスぶりでございました。肉体的…

個人的にはこういった陰謀とか政治絡みのお話は好きなのでこの路線も「アリ」だとは思うのですが、１３回（？）の短いシリーズの中で「番外扱い」のお話を２回続けるのはどうなのでしょう？ ただ、今後の展開で「スケルツ」「ネーチュラー」「カシュー」が登…

毎回英語の副題がついておりまして、今回のそれは「identity」でございました。非力な英語力を総動員しますとこの意味は「独自性・主体性」というものだったと記憶していたのですが、気になってン十年ぶりに辞書を開きましたら、他に「同一であること」「本…

とりあえず現地の方が激怒しそうなへんな大阪弁は止めた方がいいと思います(笑) でも地方に住んでいて大阪はおろか関西圏の言語に触れたことのない人間にしますと、申し訳ありませんがイメージとしてはあんなものでございまして・・・、日本は広いですね。 …

お話のあらすじを書いたところでアニメ、だけでなく映像作品は「観てなんぼ」ですし、そもそも「モンテ・クリスト伯」のような不朽の名作を原作に頂いている作品のあらすじにどれほどの意味がありましょうか。・・・、しかし原作全部は読んでいなかったりし…

作品として矛盾が無く、説得力のある進行というものは見ていて安心できます。例えそれがひどい話であったとしても、です。数回前からの展開通り、遂に「ゼロ」は全てを失ってしまいました。この辺のお話の進め方は見事だと思いました。シュナイゼルの頭のよ…

どんな作品でもそうでしょうが、年齢によって受け止め方は違うものだと思います。今回のお話も子供たちにすれば何という事もないのかもしれませんが、年寄りにしてみますと少々「きつう」ございました。別に奇麗事を書くわけではないのですが、創作物であっ…

先週の解決編。素直に見れば良い話なのですが、針がそちらの方に振れればギャグが弱くなるのは致し方ないことなのかもしれません。基本的にこの話の底には「家族」のあり方という深刻な問題が存在しておりますし、それを何重にもオブラートに包んでさらに過…

というタイトルでしたので、てっきりオズマが退場するエピソードだと思っておりました。途中までは完全にそのコースだったのですが、最後の最後で回避しましたが、これは「お前らの思惑通りになんか話は進めてやらねーぞ」という監督の意思なのでしょうか(笑…

少し前にこの作品は全13話と聞きまして、「えっ、その短さで終わるの（終われるの）？」と思いましたが、昨日「第２クール決定」という記事を見つけまして納得いたしました。そうですよね、残り9回で終わるようなお話とは思えませんでしたのでこれは朗報でし…

その一 本来であれば今日のタイトルは「終戦記念日」と書くべきなのでしょうが、私はこの「終戦」という言い回しが子供の頃から大嫌いでございまして、これははっきりと「敗戦」と言うべきだろうと思っておりますので、あえて別のタイトルを探してまいりまし…

ナイス・イオン！・・・いえ、書いて見たかっただけでございます(笑) 今回のお話を素直に受け取れば「優れた科学でも自然の前では無力である」というお話なのかもしれませんが、「波留真理」という補助線を加えて視聴してみますと違った受け止め方も出来るよ…

５話まで観てきまして今回が一番楽しめました。特段今までと変わったわけではありませんが、多分今までが１話の中で完結させるために展開が荒く感じられたのに対し、前後編にしたことでゆったりとお話が展開したためかと思います。私にはこれくらいのペース…

お話としては ヴィルフォールとビクトリアに過去の過ちを思い起こさせる ヴァランティーヌが毒殺されかける といったところでしたが、他には伯爵の正体の片鱗をフランツに見られたことですとか、カヴァルカンティがやけに格好つけたポーズを取っている(笑) …

今回からが実質的な「無限の住人」のスタートでした。原作を読んだときもそうだったのですが、Ｂパートの凛の告白はキツイものがございます。ただマンガで読んだときのような生々しさを感じなかったのは何故でしょう。このへんがマンガとアニメの表現の違い…

物語りも終盤を迎えある程度予想していたことではございましたが、これまで登場していたキャラたちが次々と戦場に散っていきました。ルキアーノは登場したときから典型的な「やられキャラ」でございましたし、性格的に好きになれませんでしたからどうでも良…