北京オリンピック ソフトボール決勝「日本対アメリカ」

 日本が勝ったから感動したわけではありません。上野選手の連投だけで十分でございました。大変面白いゲームを見せていただいてお礼を申し上げたいものでございます。
 見ていて楽しかった原因のひとつは上野選手の驚異的なタフネスぶりでございました。肉体的なスタミナもそうですが、幾多のピンチにも動じない精神のスタミナの凄さは迫力満点でございました。そして相手にアメリカの4番「ブスタス」選手という偉大な選手がいたことも一因でしょう。あのまるで野球ゲームの中の選手のような打撃成績(22打数11安打HR6 敬遠1)は、笑う他はありませんでした。
 この二人の稀有なキャラがあったからこそ、最高のゲーム(観戦している者にとって。やってた選手たちはそれどころではなかったでしょう)になったことは疑う余地もございません。試合後の選手たちの行動も含め、大変楽しいゲームが見れました。