コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 18『第二次 東京 決戦』

 物語りも終盤を迎えある程度予想していたことではございましたが、これまで登場していたキャラたちが次々と戦場に散っていきました。ルキアーノは登場したときから典型的な「やられキャラ」でございましたし、性格的に好きになれませんでしたからどうでも良いのですが(笑) 
 朝比奈もお亡くなりになったようですが、死ぬ前に藤堂にルルーシュの悪行を伝えたのかどうかが問題です。それとナナリーの生死。あの描写では助かっているほうが不思議なのですが、ナナリーがこの作品の「要」だと考えておりましたので、この退場の仕方は不意を衝かれました。まあ生死のほどは半信半疑ではございますが、仮に「退場」していたとしても驚きはしません。だって「コードギアス」ですから。
 さて、今回重要だったのはルルーシュにかけられた「生きろ」というギアスによってスザクがフレイアを撃ち、結果的にナナリーをはじめ大勢の人が死んだ(保留)ということでしょう。ルルーシュはギアスという力を得たことによってブリタニアという巨大な敵に立ち向かうことができたのですが、結局「ギアス」では何も得る事も出来ず誰も幸せにする力もなく、幸せを望んで起こした戦いの結末が不幸の大量生産とはスタッフの「S」っぷりには改めて感心させていただきました。
今週のルルーシュくん
 愛する妹を喪った(ように見える)ルルーシュくんは錯乱状態に陥りましたが、目の前のことばかりに気を取られているうちに内部の不穏な空気が読めなくなっております。もっとも彼にとって「日本独立」というのは方便だったわけですからナナリー亡き後(のように・・・)のことなんてどうでも良いことなのかもしれません。
 あー、でもこれで何の遠慮もいらなくなったルルーシュくんの大活躍を、次週以降見られるのかと思いますとそれはそれで楽しみでございます(笑)