NHK
獅子王戦挑戦者トーナメントの決勝、島田と後藤の熱戦を観戦する零のお話。 人間性では問題がある後藤であっても、棋士としてはまだ足元にも及ばないことを思い知らされた零は何を感じたのか。 相米二の言葉ではございませんが、恥をかくことを恐れず怯まず…
歌苗から家賃の支払いを迫られたベトとモツは仕事を求めて世間の荒波に乗り出した、というお話(笑) う〜ん、そもそも生活破綻者のこの二人が満足に仕事が出来るわけもなく予想通りの展開(笑) 途中NHKとしては拙いお仕事の描写もございましたが、最終的に農業…
島田八段との対局で自身の未熟さを思い知らされた零のお話。 多分零くんの欠点、と申しますか弱点は視野の狭さではないかと。 いや、将棋という勝負の世界に生き身ですから脇目も振らずですとか一心不乱である必要はあるのでしょうけど、相手がいる勝負です…
モテたい一心で学園祭でバンドをすると宣言した奏助だったが、というお話。 奏助のムジーク発動(笑) ある意味このムジークが最強(いや、「最凶」かな?)のようですが、発動した本人が一番ダメージが大きそうなので使い物にはなりそうもありませんね。 どん…
三角が後藤に敗戦し、零が島田と対局したお話。 人間性に問題があろうとも後藤は強く、将棋に対して真摯であることが描かれていた前半部は、原作を読んだ時後藤に対する見方が変わったエピソードでございました。 …いやまあ嫌な奴ということに違いはないので…
クラクラに解散の危機が訪れて、というお話。 作中でも語られておりましたが、一発、しかもそれが後世に残る一発ならば何も恥じることはないんですよねぇ。 大半の人間は一発屋にもなれないで消えて行くわけでして、むしろバダジェフスカは誇ってもいいくら…
人が笑顔でこたつに集っている、ただそれだけの温もりに憧れる零くんに涙してしまいましたが、彼の行く道はそれさえも許されない厳しい道ということなのでしょうね。 しかしその道の果てに到達した時、憧れている温もりがないとしたなら何のためにその道を征…
シューベルトがご機嫌で昼風呂に入っているとムジークが発動して、というお話。 新年だからといって何も変わらない、と申しますかいつも以上にぶっ飛んだ内容でございましたね(笑) ますとなったシューベルトがぐるり回って元の場所まで戻ってくるなんてのは…
年末に風邪を引き寝込んでしまった零のお話。 高校生でありながら一人で生きていかなければならなくなった彼は「一人前」でなければならないのですが、同時にまだ子供であることを思い知ったエピソードでございました。 川本家の優しさは彼にとってまだ必要…
バッハさんが喋ったお話(笑) いや、案外真面目な内容でございまして、何を目的に音楽を志すのかという哲学的なお話だったのですが、 規制音とロボットアクションで台無しだよ!(笑) まさかNHKのアニメで規制音を聞くことになるとは思ってもおりませんで、…監…
零が安井六段と順位戦を戦ったお話。 人間相手だからそこにドラマが生まれるわけで、単に将棋をゲームとしてだけ捉えてしまいますと勝ち負けにしか目が行かず、それではこの競技の面白さも半減してしまいますね。 いやもちろん勝負なのですから勝たなければ…
歌苗は家を留守にして旅行へ出かけるため、ベトたち居候に家事をさせようとするが、というお話。 まあ主婦だってたまには息抜きが必要ですし、まして揃いも揃って問題児ばかりの居候なのですから家事から解放されたいと願ったとしても誰も責めることはできま…
零が老棋士松永と対局したお話。 この松永さんが40年の棋士人生を送っても達観していたり高潔な人物として描かれていない、いやむしろ生臭い人物として描かれているところが素晴らしい。 長い長い時間を勝ち負けだけの世界に費やす事を今の零には想像もつか…
ショパン、バーチャルアイドルに恋をすの巻。 なかなかSFしておりまして、やはりこういう作品は好き勝手出来る舞台を作れるのが良いですね。 昔の作品ですと生命のない創造物は実体があるのが普通だったのですが、この時代は電脳空間で完結してしまうのが特…
二海堂による川本家将棋教室開催、そんな彼の心からの忠告に心をかき乱される零の前に姉の香子が現れて、というお話。 前半は穏やかな日常が描かれておりましたが、そういう温かさと無縁な生活を送ってきた零にとっては居心地の悪さを感じてしまうという落差…
ベトさん回。 そう言えばベートーヴェンは耳が聞こえなくなったと小学校の音楽の時間で習い、どうやって作曲したのか不思議がったことを思い出しました。 普段はあんな性格の彼にも深い悩みが存在していたし、それを乗り越えて名声を勝ち取ったようですね、……
リスト主催の女子会のお話。 おじさん男ですから本当の女子会に参加したことなどございませんのでなんとも申し上げられないのですが、男がいない女子校は凄いよと昔聞いたことを思い出してしまいました(笑) 本音ぶちまけ過ぎ!(笑) しかし教育テレビでもあり…
零、高橋くんと邂逅すの巻。 誰かに語って聞かせるような「決意」ではないのかもしれませんが、真剣に聞かれ真剣に答え真意を理解して貰えた零の嬉しい気持ちがひしひしと伝わってまいりまして、このエピソードは原作前半でも大好きなエピソードでございます…
ハマゴン出現!というお話(笑) 今回はモーツァルトのレクイエムを生かすエピソードに仕立てようとしたようですが、う〜ん(笑) しかし考えてみますと単純にいい話に仕立てるのはそれほど難しいことではないのかもしれませんで、むしろこういった少し外したお…
公式戦で敗戦が続く零は壁に負けそうになるが、というお話。 勝ち続けることが「棋士」としての存在を証明する以上、停滞は許されない厳しい世界でございますね。もがき続けけ挫けそうになる零の気持ちがよく現れておりました。 そんな世界で生きていかなく…
う〜ん、マッドサイエンティスト?(笑) と云う事で、クラシカロイドたちの由来は何となく判明したのですが、そもそも何故彼らが生み出されたかについては依然謎のままでございました。 確かにあの能力を使えばお金にはなりそうですし、実際大バッは先生は有…
零と将棋の関わり合いのお話。 今の零にとって将棋は生きて行くために必要なものとして描かれておりまして、好きとか嫌いとかとは別次元のもののようでございます。 慟哭を知るものは幸いである、というとある漫画の台詞を思い出してしまいましたが、零はま…
ベトが餃子に異様な執着を見せた理由が判明したお話。 …いやこれ餃子じゃなくても良かったんじゃ(笑) 監督か構成作家のどちらかが好きだったんだろうなと邪推しましたが、それはともかく。 一瞬何故ペンギンが登場してきたのか理解できなかったのですが、「…
ひなちゃんの小さな恋の顛末と二海堂が川本家と邂逅したお話。 ひなたにとっては苦しかったり悲しかったりしたエピソードなのでしょうけど、そんな時期は遠い過去になってしまった者にとりましては実に微笑ましいものでございました。 その時は世界の終わり…
さまよえるシューベルトのお話。 モーツァルト嫌われているなぁ(笑) 音楽の歴史や音楽家の人間関係には詳しくないので、ここで描かれていることは概ね正しいと認識してしまいます。その意味でNHKとサンライズの責任は重大とだけ書き残しておきます(笑) 未だ…
少年時代からのライバル晴信とプロになって初対戦したお話と川本家の送り盆のお話。 相手のことを気遣う優しさを持っていても、自分の体の限界を超えそうでも、それでも両者勝ちたいという気持ちだけは揺るがない。 多分その気持を持ち続けている者だけが戦…
ショパンとリストが音羽館の新しい住人になったお話。 何故リストを女性化したのか!(笑) そういえば「ファイ・ブレイン」でもアナが同じキャラ付けされておりましたが、サンライズの好みなのかNHKの好みなのか(笑) 今回は二人同時にムジーク能力が発動して…
零と川本家の馴れ初め話など。 このお話を原作で読んだ時、今でもこんな下町の人情は残っているのかしらと考えたものでしたが、先々のエピソードを読むに至り傷つき疲れた魂たちが必然として出会ったのだと納得させられました。 もっともそれはまだ先のお話…
奏助が歌苗の誕生日を祝おうとしたお話。 冒頭から貧乳ネタを持ち込むとは、さすが松原秀脚本!(笑) 今回はモツのムジーク能力が発動したお話でしたが、発動条件は相変わらず不明。過去を思い出したからという認識で良いのかなぁ。 でもそれだと彼らは本物の…
桐山零の物語開幕。 最近では珍しく本作は原作既読。でございますから制作がシャフトと聞いて若干不安を覚えたものでした。 シャフトと言えば無駄な線を極力排除してデザイン化された画という印象でございまして、ですがこの作品にその画は合うのだろうかと…