食戟のソーマ 第12話『ひと皿の記憶』

四宮と恵の「食戟」終了。
結果としては順当。パリでオーナーを務めている四宮が学生に過ぎない恵に負けてしまっては、お話として現実味がございませんからね。
ただ技術と内容は別物で、恵の料理には四宮が見失いかけたものが詰まっていて、四宮は試合には勝ったけれど勝負には負け、そして負けたことで新たな力を貰ったと。
今回の「食戟」が始まった時は創真が嫌な先輩を叩きのめすお話だと考えたのですが、創真が勝てない先輩がいる、その先輩はまだ進化する。
創真の超えなければならい高い壁は存在するし、単純に勝てばいいという作品ではないのだと教えてくれたエピソードでございました。
でも創真が直接戦っていれば結果は違ったものに…、創真が勝てば先輩は大したことないという話になりますし、負けてしまえば学園退学ですから、間接的な対決にしたのは作者さんの勝利でございますね。
創作の奥は深いなぁ(笑)