キングダム 第9話『いざ咸陽(かんよう)へ』

政は山の民との交渉に成功し下山、昌文君らと合流して玉座奪回の策を練る。兵力は政が3千に対して竭氏(けつし)は8万と圧倒的な戦力差だったが、政には策がありそうだった、というお話。
今回成蟜の横暴さが描かれておりましたが、ああした描写を見る度にどんなにだらしなくても民主主義はいいなぁ、と考えてしまうのでございます。
まあ確かに変わっても変わってもロクでもない政治家が登場しているどこかの国の現状も酷いのですが、少なくとも変える選択肢は「選挙」という形で担保されておりますし、デモをしたりテキトーな事をテレビで発言しても殺される事はないのですから民主主義万歳!(笑)ではないかと。
ただまあ常に隣国と戦争状態にあるこの時代では即断即決できる絶対君主制(この場合は「封建制」が正しいのかな?)でないと生き残れませんからねぇ。政は名君になれるでしょうか?(棒読み)
お話はいよいよ王都奪回戦。全部で3クールの本作では1クール目のクライマックスでございます。圧倒的不利な状況をどうひっくり返すのか、楽しすぎますね(笑)
しかしCGと手描きが交錯するアニメなのですね、どちらか一方で何か不都合があるのかなぁ?