ステート・ウイズイン 第3話『恩赦への望み』

 流石に3回目ともなりますと外国人の顔でも判別できるようになってきました(笑) 物語は展開が早すぎるという訳ではございませんが、未だ登場する人物全てがどこを向いているのか不明瞭な段階でございます。
 「24」ならジャックバウアーだけを見ていればいいのでしょうが、本作の場合明確な悪役もおりませんし(とはいえ「24」レベルですと全員悪役認定できます)、善玉というのも存在いたしません(ように見えます)。駐米大使のマークが一応主人公でしょうが、彼とて「首相」を狙おうという人間ですから場合によっては躊躇うことなく「非情」の決断をするのではないかと思いますので純粋な善玉とも言えません。…楽しいなぁ(笑)
 虚々実々の駆け引きが繰り広げられて、全貌はまだ見えませんでした。まあストーリーを楽しむというより登場する人物の言動を楽しむ作品かもしれません。