亜人 #11『さあ、ショウタイムだ』

佐藤が警戒厳重なグラント製薬を襲撃したお話。
聞いた話ですと原作では飛行機で本社ビルに突っ込んだようなのですが、飛行機テロは起こりそうだけれど、隣接するビルを倒壊させて乗り込むなんてのは不死身の亜人以外には出来ないテロでございますね。
…しかしフィクションが現実に配慮しなければならない嫌な世界になったものですねぇ。
亜人用に用意した水もこれで無効化。此処から先は佐藤さんの虐殺ショーの始まりですか、こういう時CGの絵は現実味がなくて宜しゅうございますね。
佐藤が順調に人間相手に戦争を仕掛けている頃圭くんは傍観者として存在を消そうとしておりました。
でも佐藤の行動で人間に恐怖を植え付けてしまいますと、そこから憎悪が芽吹くことは必至でございまして、彼が望む田舎で安穏とした生活など風前の灯のような気が。
頭の良い圭がそうした結果を想像できないとは考え難いのですが、…そのへんは子供ってことなのかな?
一旦は遠く離れた二人でございますが、案外早く再接近する事になるのかもしれませんね。