暗殺教室セカンドシーズン 第6話『ビフォーアフターの時間』

3-Eの生徒たちが調子に乗って学校外でその力を使ってしまい、自転車に乗った老人に怪我をさせてしまった、というお話。
まあきっかけは些か(かなりかなぁ)特殊でございましたが、ふとした拍子に加害者になるということは誰の身にも振りかかることでございましょう。
その時どうするかでその人間の本質が問われることになりますが、こういう時本気で怒ってくれる大人が傍にいてくれると子供は救われるのではないかと。
もっともこの場合、お互いの信頼関係が強固なものでないとなりませんし、そのためには日頃の人間関係の形成がなによりも必要でございますね。
強者になっても弱者を忘れず。
渚たちは落ちこぼれからスタートしたのですから、弱い立場の人間の心情を誰よりも知っておりまして、だからこそ彼等にしか出来ない事も熟知しているはずでございます。
それを忘れてはいけない。殺せんせーの教えは彼等に届いたようですし、それを受け止めるアンテナも彼等は持っていたという、実に良いエピソードでございましたが、
何故ビフォーアフター(笑)
この落差がこの作品のいい所でございます。