結城友奈は勇者である 第六話『明日を信じて』

バーテックスとの戦いを終えた友奈たち勇者部は精密検査を受けていた。皆体の何処かに小さな変調を抱えていたが、それよりも戦いを終えたことでこれからを楽しもうとしていた、というお話。
「満開」と使用したことで一部器官に変調をきたしたようで、命に別状がないから良かったじゃないと友奈たちは考えているようですが、たとえば樹の夢が歌手になることであるならば声をなくしてしまうのは一大事でございます。
なぜならそれは「未来」を失ってしまう事と同じ意味でして、それは命を失うことよりも残酷な事態ではないでしょうか。若いから別の道を探せばいいという問題ではございませんからね。
語られているように一時的なものなのか、それとも「満開」の代償として永遠に失ってしまったかで今後の展開は違ったものになりそうですが、さて。
制作者サイドの思惑は丸分かりなのですが、それでも彼女たちの希望に満ちた日常を見せられますと不安ばかりが湧いてまいりまして、…見続けるのが辛いなぁ。