白銀の意思 アルジェヴォルン 第17話『敗北』

撤退戦、味方の窮地にトキムネは命を懸けてアルジェヴォルに搭乗しリヒトフォーヘンの駆るシュトゥルームと対峙した、というお話。
先週の予告で「敗北」というサブタイトルを見た時、てっきり独立第八部隊が全滅でもするのかと考えておりましたがそんな事もなく、…まあ此処で全滅してしまってはお話が続かなくなってしまうでしょうから当然か(笑)
味方のために自分の命の危険を顧みず、と云う本来であれば一番燃える場面だったはずなのですがそう見えなかったのは佐藤監督の趣味嗜好の問題なのかもしれませんが、う〜ん。
多少なりとも独立第八部隊に犠牲が出て、それを見たトキムネがという運びであればと考えてしまいましたし、スーパーロボットものではないのですから兵器の単独運用はどうなんだとか、視聴中色々と考えてしまう「隙」があったのは問題かもしれません。
全ての原因はサモンジが冷静過ぎることに所以しているのかもしれませんで、もう少し人間味が出ていた方がこの作品としては良かったような気が致しております。
カイエン准将の目的がまだ見えず。
負ける戦と知りながら兵器会社と繋がっていたり、その兵器会社が敵対国とも取引していることを知っていたりと怪しさ爆発なのですが、末端の兵士たちにとってどうすることも出来ない存在と物語を絡ませようとしているところも無理があるのかなぁ。
さてトキムネは無事帰還できたのか、次回の見どころでございます。