RAIL WARS! 第十二話(終)『みんな待ってるよ』

北斗星事件の後始末を班長の飯田とした直人は青森から臨時列車に乗り帰京しようとしていた、というお話。
う〜ん、いくら急遽だったとはいえ国鉄が整備不良の気動車を使うってのも納得がいかない展開でございまして、この辺のもっと納得の行く理由を用意して欲しかったものでございます。…JR北海道の行状を見聞きしていると「さもありなん」とは思うのですが。
この作品のラストがハーレムもの然としておりまして、だったら特殊な世界特殊な設定である必然もなかったわけで、結局最後まで肝心なその部分に釈然としないまま終了。
特殊な舞台を用意したならそれに相応しい物語も用意して頂きたく、それが合致して初めて作品として効果を生んでくれるのではないでしょうか。
本作はその部分が弱く感じられ、作品として中途半端だったように感じてしまいました。