マジンボーン 第26話『兄弟の過去』

ボーン研究所の裏切り者が東尾と確信したルーク、其処へ当の本人が現れて、というお話。
多分グレゴリー兄弟を使ってダークボーンの内情を知ろうとしたのでしょうけど、裏切りの真相はまだすべてが語られておりませんでしたので判断は保留。
平和な国に住んでおりますと実感が無いのですが世界にはまだ殺し合いが日常の地域が多いわけでして、グレゴリー兄弟はそうした国に住んでいたから世界の滅亡より兄弟を優先した気持ちは当然かもしれませんね。
これが深夜枠のアニメであれば、悲惨極まりないものを見せていたのでしょうけど、其処は自重。もっとも残酷な描写をしたから悲惨な状況を伝えられるというわけではないことはここでも証明されておりまして、宇田監督の冷徹な眼差しを感じる部分でもございました。
そういう事情は事情として、翔悟にも守らなければならないものがございまして、そこは譲れない、と。
ただケルベロス一派はこれまでとは比較にならないほど強力でして、翔悟たちのもう一段の成長がございませんと守りきれそうもございません。
と云う事で3クール目に突入でございます。