極黒のブリュンヒルデ 第13話(終)『守りたいもの』

小鳥の中から這い出したグラーネが人類滅亡の信号を出し始め、良太はそれを止めるため九の屋敷に乗り込んだ、というお話。
確かなことは小鳥と九が死んだというくらいでございまして、寧子が生きていた以上ヴァルキュリアの生死も確定はしていないような気が致します。
原作はまだ連載中のようでして、とするとアニメの方で結末を描くわけにはいかないでしょうからここで終わらせてしまうのが妥当な判断なのかもしれません。…が、本作を気に入った者と致しましては残念。
この続きは原作を買ってねと云うことなのかもしれませんが、私が気に入ったのはアニメ作品としての「極黒のブリュンヒルデ」なので、原作を読めれば良いってもんじゃぁ…、商品を買えってことですね(笑)
小五郎による鎮死剤の開発が成功したようなので急場は凌げそうですが、少女たちの運命はまだ瀬戸際に置かれたままなことに変わりはなく。
移動能力を持った小鳥が退場し再生能力の初菜が加入。戦力的に補強されたのかもしれませんが、寧子の記憶が喪失してしまった影響もありそうですし、この作品の場合どういう展開もありなので実際に描かれてみないとどうなるのか全く予想がつきません。
宇宙生物をどうやって魔法使いたちの体内から取り除くのか、果たしてそんなことは可能なのかを含めまして2期が欲しいものでございます。
過酷な運命に翻弄されながらも精一杯生きようとする少女たちの悲しみと喜びを上手く伝えられてくれたスタッフに感謝を述べるとともに、結末まで描いて頂きたいものでございます。
さて、本編とは全然関係ないのですが今回後日譚EDの中で小五郎のアレが描かれておりまして、どうやら彼にとってコーヒーとはああやって飲むのが正常だったようで、前々回の感想で「指定のミス?」と書いたことをお詫びしたいと思います。
そんなキャラ付けいらんわっ!(笑)
やはりあそこで良太にツッコませておきませんと無理があるよなぁ。