一週間フレンズ。 第3話『友達の友達。』

日記のおかげで記憶を失くしても祐樹とすぐに友達としてやり直せることに安らぎを見つけた香織だったが、相変わらずクラスでは浮いた存在のままだった。そんな香織に秘密を共有する仲間を増やそうと祐樹の友人将吾に話しをするのだが、というお話。
今回将吾の推測が正しいとすれば原因があるようで、とすればこの事態を打開する方法もあるのかもしれませんし、救いはあるのかなぁ。
記憶を失ってしまう哀しみを抱えながらも香織が浮かべる笑顔が痛々しく感じられまして、大げさな表現手法は使われておりませんが彼女の心情を的確に伝えることに成功しております。
新しい友人は同情はしてくれないし優しい言葉もかけてはくれませんが、自立することを助けてくれそうでございまして、香織と祐樹の心強い仲間になってくれそう。
問題の本質的な解決への道筋は全く見えておりませんが、「居場所」を作れたことだけでも香織は前に進んでいるのかもしれません。
しかし玉子焼きばかりのお弁当はなぁ(笑)
あそこも香織の初めての友人、初めて秘密を共有してくれた友達に対する嬉しさを見事に表現されていた良いシーンだったと思います。