キングダム 第2シリーズ 第38話『謀略の舞台』

政は呂不韋に対抗するため宮廷内に影響力を残していた「せいきょう」に協力させることにする。その頃信は韓軍に攻められていた徐という小国を救うことに、というお話。
キレイ事だけでは政治が収まらないのはいつの時代も同じではございますが、この政敵は隙さえあれば寝首をかく気満々ですから危険な賭けですなぁ。
そういう人物しか残されていない政の立場の弱さを見せると同時に、そういう人物でさえ抱える懐の深さも描かれておりまして、偉大な王となる資質を見せつけておりました。
信の方も輪虎との戦い以降の兵士としての成長が描かれておりまして、これで将としての成長も見せて頂ければと感じましたが、そちら方面は貂が担当ってことなんでしょうね。ただ非道を許さずという彼の生き方を身をもって示すだけでもそれはそれで立派な将なのかもしれません。
情報の有用性に気がついた信でございましたが、彼に虚々実々な駆け引きができるとも思えませんで、これも貂の担当かなぁ。貂の仕事は増える一方でございます(笑)
そしてそんな土地に李牧出現。その目的が気になりますが…、次回が最終回では何も語られないのかもしれません(笑)