凪のあすから 第十二話『優しくなりたい』

冬眠を目前にした各人の心の整理のお話。
人間の力では如何ともし難い「もの」を前にして達観したかのような人子供が登場いたしませんで好感(笑) どんな事態と直面しても最後まで色んな事を考えるでしょうし足掻いてこそ子供でございましょう。
子供はそうした努力の大半が無駄になるとまだ知りませんから、精一杯足掻いて頂きたいと。…結局身を持って知る以外に方法はないのですから。
もしかするともう二度と同じ時間を過ごせないことを光たちは感じたようで各所で自分の気持の告白合戦に突入。でもあれですよ、気持ちの押し付けもまた一種の暴力でございまして、そのことに気がつかない処もまた子供故ってことなんでしょうねぇ。
気持ちが入り乱れたまま冬眠することになるのか、次回が楽しみなのですが年内はこれで終了。モヤモヤしたまま年越しとは酷すぎる(笑)