革命機ヴァルヴレイヴ 第23話『モジュール77奪還作戦』

生きる場所を作るため、ハルトたちは外からエルエルフは内部からマギウスに反撃を開始した、というお話。
山田死亡。
まあ山田だけでなく途中離脱したサキ以外のヴァルブレイブ乗りは皆死んでしまうのでしょうけど、これまで騒がしいだけの印象しかなかった彼でも喪失感があったのは積み重ねの功績でしょうね。
カミツキが生きる場所を作るために世界を暴くしか無いわけですが、もう少し犠牲を少なく出来なかったのかと考え、しかしこの状況を作り出すためにこれだけの犠牲が必要だったのだと考え直す。
これでマギウスを倒す目処はついたようですが、このやり方の先にカミツキの場所が確保できるのかは疑問。まだ多くの「地」が必要なのかもしれません。
消えてゆくハルトの記憶が哀しい。
「過去に囚われていては未来を生きられない」と当サイト内で何度も書いてまいりましたが、過去のない未来もないわけで、過去を失うハルトは同時に未来も失っているようでございます。
でも自分の思い描いた未来を得るのは何も自分である必要はないのかもしれませんで、最終的に人と人の結びつきがそれを叶えてくれるのかもしれません。
そのためにハルトは苦しい「旅」を続くてきて、敵であったエルエルフとも仲間になれたのですから。