革命機ヴァルヴレイヴ 第19話『悲しみは降る雪のごとく』

リーゼロッテを救い出したエルエルフだったが脱出するためにやるべき事が残されハルトに彼女を託す。そしてヴァルヴレイヴのコクピットでリーゼロッテは「マギウス」のことをハルトに教えるのだった、というお話。
頭の悪いおっさんも今回のリーゼロッテの語りで物語世界の全容が見えまして、…本当にありがとう(笑)
てっきりエルエルフの方がお亡くなりになると考えておりましたがリーゼロッテのほうが死亡。マリエの時と同じく次々と消えていく記憶が描かれておりまして、死ぬことよりも「全てがなくなる」事の方が辛いという描き方は悲劇性を強調、哀しみが伝わってくる良い演出でございました。
これでエルエルフは戦う目的を失ってしまったように見えまして、この後は復讐者としてしか戦う動機はなくなったのですが、その対象は誰になるのでしょうか?
直接的にはカインや101人委員会なのかもしれませんが、間接的には人類全部のような気も致しますし、…不毛な戦いになりそう。
絶望の中にハルとやエルエルフはどんな希望を見つけ出すことになるのか、それがこの作品の最終目的地のように考えております。