惡の花 第7回

高男が自分自身を「解放」したお話。
「堕ちて行くのは楽しいことね」と誰かが申しておりましたが、群衆に飲み込まれて誰とも区別がつかない事に対する恐怖が高男を支配して、特別な存在としての自己を確立する方法として「変態」を選んだ、と。
いえ、あれは「変態」などといったありきたりの存在をも超越するための行動でもあり、無二の存在への解放でございましょう。
仲村さんもご同様なのかなぁ?
彼女の場合高男の解放だけが目的なのかどうかはまだ分かりません、…いやああして他者も解放するすることで自分も解放していたのかもしれませんが。
教室を「黒く塗れ!」の場面は中々見応えがございましたが、アニメ絵では陳腐になったでしょうし、実写では臭すぎた可能性が高かったのでこのデザインで良かったですね(笑)
此処で最終回でも全く問題はなかったのですが、次週以降はどうするつもりなのか興味は尽きません。