キングダム 第33話『王騎 出陣!』

傷つきながら前線を彷徨う飛信隊が渉孟(しょうもう)の罠にはまった時、王騎が現れて「しょうもう」を撃破。その頃「ほうけん」を発見した「もうぶ」は深追いをして、というお話。
戦場が広大になりますとどうしても「個人」の活躍よりも「集団」の働きが中心になりまして、まあ戦争というものはそういうものなのですが、観ておりまして感情移入が難しいなぁと感じてしまいます。
この作品の目的はあくまで信が成長して行く処を描くものなのですから、戦争そのものはどうでもいい(…いや、戦争がなければ信が偉くなる機会がなくなりますので「どうでもいい」ことはないのですがw)のかもしれませんが、先週のように少人数の眼でこの戦争を見ているエピソードが良かったもので、また信の存在がその他大勢になってしまいます(まだ「雑兵」レベルなので仕方ないのですが)と「臨場感」と申しますか「共感」のレベルが一気に「神の視点」まで格上げされまして…、何を書いているのか分からなくなってきたので中止!(笑)
結論といたしましては「早く信に偉くなって何時でも作品の中心に居て欲しいなぁ」ということなのですが、…偉くなる前に本作の終了が近くなったのが残念でございます。