キングダム 第13話『ランカイ吠える』

本殿に突入した信たちの前に、ランカイが立ち塞がったお話。
この作品、CGと手描きが混在しておりますが、今回はCG担当回のようでございました。「動く」という点につきましてはCGにも利点がございますが、「迫力」と引き換えなら有難味は薄れるかと。
ランカイとバジオウの戦いが今週の見せ場だったのですが、斬りつけても傷が残らない画というのはどうなんでしょうね?
まあNHKに限らず最近では残酷描写は異常なまでの規制対象のようですから、裂ける皮膚、流れ落ちる血なんてものをお目にかかれるとは考えておりませんが、そこをなんとかしてこそ演出のお仕事だと思うのですが、どうなんでしょうかねぇ。
そしてそういう場合CGは綺麗すぎてマイナスでございますね、あくまで現時点のCGという意味ですが。
物語。
政の王としての資質ですとか、バジオウと昌文君との出会いなどが描かれておりましたが、アッサリし過ぎていたように感じられました。こういった場面はくどいほどハッタリを効かせて盛り上げてもいいと思うのですが、そういうのはもう古いんでしょうかねぇ。