ファイ・ブレイン2〜神のパズル 第21話『悲しき道化師』

自分たちに与えられたオルペウス・リングがレプリカであることを知ったダウトとミゼルカが、カイトに最後の戦いを挑んだお話。
一番の基本、「パズルは楽しい」という事を再確認させたエピソードでございまして、その楽しさ故にダウトもミゼルカも、そしてこれまでの大勢の敵キャラとも分かりあえることを表していたかと。
そしてこの基本があるから本作の最終到達点が決して悲劇にはならない事をも示唆しているのでございましょう。
結構長いシリーズではございますが、ようやく男女のカップルが成立いたしました(笑) まあ本作のメイン視聴者であるお子さんたちにとってはどうでもいい事なんでしょうけどね。
そして予告でクロンダイクのキャラ崩壊。この路線でもよかったような(笑)
今回は陰影のついた画で鉄骨上のカイトたちが格好良く見えました。サンライズはこういう画が得意ですよね。動かなくても魅せる画面が作れる見本ではないでしょうか。