こばと。第二十話『・・・旅をする人。』

 小狼御一行様登場の巻。
 導入部の「バレンタイン」が本当にただの導入にすぎなくて残念でした。小鳩の心に芽生えたほのかな「想い」と「バレンタイン」とは掛かっていたとは思うのですが、その事と「旅人」との関わりが希薄でございましたので、そのような印象になってしまったのだと思います。
 ふたつの「要素」を無理矢理ひとつのエピソードにしてしまわなかった方が結果的には宜しかったかと。
 それと小狼御一行様のキャラデが少し・・・。制作会社が違っておりますから仕方のないことなのかもしれませんし、今回は韓国の制作会社にグロス投げしたからなのかもしれませんが、どうせ登場させるのでしたら出来るだけ「似せて」いただきたかったものでございます。
 お話は二人の旅人が旅先で出会い、別れるというもの。出会った事で小鳩は「手段」と「目的」を再確認したようですが、この辺は上手いところだと思います。それだけにこの部分だけを集中して描いて(ry
 ところで今回の描写ですと、小鳩自身は「何のためにそこへ行くのか」を忘れてしまっているように見えたのですが、残り4回でそこまで描けるのか心配になってまいりました。上手くまとまるのか、スタッフの力量が見物でございます。
 ・・・EDも変更。何故このタイミングなのでしょう、謎です(笑)