獣の奏者エリン 第14話『霧の民』

 霧の民ナソンが語る総集編。3ヶ月くらい経ちまして、新規視聴者向けの救済策としての総集編はお約束でしょうか。しかしここまで視聴してきた者にとっても復習は必要ですから、良い「クッション」だったと思います。
 しかしAパートの件(くだり)は改めて見せられますと辛さだけが際立っておりました。本当はもう少し「ほのぼの」としたお話もありましたし、その部分があってこそあの流れが引き立った訳ですが、あの編集ですと辛いだけの物語に見えるから不思議です(笑)
 一転Bパートは「のどか」で緩やかな時間の流れを感じさせる編集となっておりました。「緩急」というやつですね。14歳に成長したエリンはともかくとして、ジョウンは老けすぎでは(笑) そして物語はまたもエリンに過酷な運命を用意していることを匂わせて終了でした。
 今回は新作部分が殆どなかったこともありまして、浜名監督自ら久しぶりに「原画」を担当していたようです。絵の描ける監督は便利に使われるようでございます(笑) 具体的にどこを担当なさったのか知りたいなぁ・・・。14歳のエリン?(笑)