真マジンガー衝撃!Z編 第2話『始動!マジンガー!』

 先週も書きましたが、今の時代に70年代風の絵柄でアニメを作るっていうのも大変なことなのでしょうねぇ・・・。でも小奇麗な絵でマジンガーを作ってもそれはやはり違うと思いますし、古い人間のマジンガーはこのイメージでしかありませんから素直に嬉しいです。
 実質的第1話。では先週のお話はなんだったのかという事になりますが、今川流「ハッタリ」としか書き様がないですね(笑) クライマックスから逆算して物語を作るという手法もございますが、(多分)そんなことは考えていないでしょう(失礼ですね)
 今回のお話を観ていても、勢いだけは見事でした。・・・でもこの作品で何か後に残るような「芯」が必要なのかと考えますと「不要!」という結論に達しました。うん、70年代の「熱さ」が伝わればそれで十分。他に何が必要かと(笑)
 ラストカットの「神マジンガー」が不確定要素。永井先生の作品に「神」がご出演しだしますと、どうにも面倒なお話になって作品の爽快感が失われる傾向が強い印象として残っておりますので、そこら辺を今川監督がどう捌くのか、それとも捌ききれないのか(笑) 色々興味がございます。