電脳コイル『最後のコイル』

業界のうわさによると、イマーゴ機能を外すことが出来なかったメガマスは、空間の方を改良したそうです。
今回の見所はヤサコの家の玄関でイサコが泣くシーンでした。長い間アニメを観ていますが、このシーンの見事さはなかなお目にかかれないレベルだったと思います。作画も細やかで少女の不安な気持ちを見事に表現しているのですが、それにもまして「桑島法子」さんの演技の素晴らしさは必見でございます。よく耳にする「演技」している泣き声とは全く違う、「普通の泣き声」をこのシーンでは観る事ができました。地味なシーンなのですが、ここは見所・聴き所ですので、見損ねた方はレンタルしてでも観てください。その価値は十分にあると思います。
物語は佳境に入りましてシリアス展開の連続で、観ていて力が入りすぎ肩が凝るのですが、そこれ辺を見越して磯監督はダイチを投入しました。ここ(京子を助ける場面)はハラケンでもおばちゃんでも問題はありませんが、ダイチであるからこそ視聴者も一息つけるだろうという心遣いなのでしょう。
さて、今回は専門用語が飛び交って少々混乱気味ですので整理する意味で。
コイルスノード」コイルドメインへの扉を開くことのできる電脳体らしいです。ノードはネットワークに繋がったPCやハブなどの機器を指したり、アクセスポイントを指す場合もあるらしいです。今回の場合は「デンスケ」を指しているようです。
まあ、細かい用語を理解していた方がより作品を楽しめるのでしょうが、分からなくても楽しめますから気にしないことにします(笑) でも2回目なのですから少しは理解した方が良いのでしょうね。頑張ります!
今回も見所は多く書きたい事はたくさんあるのですが、全部を書くのも野暮なのでこのへんで。最後に一言。
見えた!(笑) 
分かった人だけ笑って下さい。