ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第8話『英雄願望(アルゴノゥト)』

ベルくんが「冒険」したお話。
名乗れば誰でも冒険者という世界ではございますが。それだけでは冒険したことにはなりませんね。
同じようなモンスターを狩って日々の糧を得るだけではそれは「お仕事」でしかございません。だから真の冒険者となるためには一歩踏み出す「勇気」が必要なわけで、今回ベルくんはその勇気を振り絞って本当の冒険者になったようでございます。
そう考えますと「母親」であるヘスティアが「息子」のベルに命の危険を伴う冒険を促すわけはございませんで、思惑はどうであれフレイヤの仕出かした事は結果オーライでしたね。…ベルくんも変なのに気に入られてしまったよなぁ(笑)
冒険者として一歩成長したベルくんですが、次の段階に進むにはパーティが必要のようで、さて弱小ファミリアの加入してくれるような奇特な冒険者がいるのかどうか。
今回はアクシャン作画も見事でございまして、内容ともども楽しいエピソードでございました。

血界戦線 第8話『Zの一番長い日(前編)』

インドで血脈門が解放され、血界の眷属が何者かと揉み合いながらヘルサレムズ・ロッドへやって来た。クラウスたちライブラはブラッドブリードを迎撃しようと町外れのパーキッソスビルヘ向かうが、というお話。
裸獣汁外衛賤厳(らじゅう じゅうげえ しずよし)登場。…柳生十兵衛三厳かな?
まあまともな人間なんかこの町で生きていられるわけないのは承知しておりましたが、世界中同じようですね(笑)
しかし相手の吸血鬼も本体ではないってところが凄いです。それでこの戦闘力ですから次回登場する本体はどれだけ強いのか。そしてそれを連れてくるザップの弟弟子も気になります。絶対弟弟子の方が強そうだし(笑)
と、ライブラは吸血鬼退治に大忙しでございましたが、多分この物語の核心であるホワイトとブラックと絶望王のお話も風雲急を告げておりました。
描かれたものだけでも想像することはできるのですが、ここはじっくり待つのが吉。作品内で語られるまで結論を急がないようにいたします。
くぎゅくぎゅくぎゅ
釘宮さんのひとり三役を聞けるのは本作だけ!(笑) 芸達者な釘宮嬢の本領発揮でございます。

えとたま 第漆話『縁縁長蛇(えんえんちょうだ)』

シャアたん回。
…予定された総集編だったのか、万策尽きた末の総集編だったのか実に微妙(笑)
作中シャアたんが語っていたように面倒くさい作画は極力避けていたとはいえ、進行自体は新規作画でございましたので、間に合わなかったのではなく「間に合わないことは分かっていた!」ってことなんでしょうね。
もっとも2Dパートは間に合っていたのですからやはり3Dパートが問題になっているのかもしれません。白組さんには頑張っていただきたいものでございます。
と云う事でシャアたんは総集編と言い張っておりましたが、基本設定やにゃ〜たんの社に置き去りにされていた記憶など結構需要な説明がなされておりまして、単純な総集編に作らなかったのは制作陣の意地だったのかもしれません。
ここからが後半戦。
できれば破綻もなく順調に完走してくれることを望みます。…生田目さんもイラストを書いて欲しかったなぁ(笑)

放課後のプレアデス 第7話『タカラモノフタツ 或いは イチゴノカオリ』

すばるとあおいのお話。
ああそうか、この世界にいる二人は共に「変わりたくない」事を願っていたのか。
カケラ集めは単に宇宙船のエンジンだけのことではなく、見失ってしまった心のカケラを集めることにも通じているようでございます。
同じペンダントが二つ、…アーチャーかっ!(笑)
と云う事で二人は地力で心のカケラを埋めることに成功して、以前よりも親しくなれましたが、エンジンを集め終わって元の世界に戻ることになったらどうなるのでしょう? う〜ん、上手く引っ張ってくれますねぇ。
今回登場したみなとくんはこれまで登場したみなとくんとは違うみなとくんなのかな? 色々と謎は残されております。
そしてとうとう太陽到達。
想像の翼を羽ばたかせることで物理法則から解き放たれる。それこそがSFの真髄でございまして、実にいい描写を見せていただきました。