ダンボール戦機W 第24話『驚愕合体 Σオービス』

山野博士の研究所があるビルニッジ天文台を無数のLBXが襲撃、しかしバンたちのLBXは改造中で戦うことが出来なかった。ヒロの提案で研究所にある使われていないLBXで時間稼ぎをすることになったが、そこにキラードロイドが現れて、というお話。
襲撃してきたLBXを操っていたのは「オメガダイン」で、ビルニッジ天文台が「ディテクター」のアジトと思い込んで襲ったようですが、何故そう思い込んだのかは描かれず仕舞いでございました。まあオメガダインの内部も一枚岩ではないということでしょうか。
そして「合体」でございます(笑)
いや、これでプラモもパーツの組み合わせでアニメと同じように合体するのでしたら購買欲は湧くでしょ!カッコイイもの(笑) …商売が上手いなぁ。
こういう「仕掛け」を否定する方もおられるでしょうが、純粋にカッコイイは正義でございまして、おっさんとしては全肯定いたします。…バンダイは必ずアニメそのままに商品化していただきたものでございます。
で、三人で一つの機体を操作するってのは面倒くさそうなのですが、次回はそのための特訓話のようで、きっちり穴を埋めてくれるようです。…この作品の「穴埋め」ですから穴だらけなのは予想できますが、それもまた楽しいかと(笑)

アクセル・ワールド #13『Violation;侵入』

新章。チユリの希望で「ブレインバースト」をインストールすることに成功、チユリのデュエルアバターは「ブレインバースト」でまだ二人しか持っていない「治癒」能力を備えている事を知った黒雪姫は、その存在を知られないよう春雪たちに指示するのだった。そして学内に未知のバーストリンカーが居る事が明らかになって、というお話。
アバター同士のデュエルに治癒能力が必要とも思えないのですが、レギオン同士の集団戦となればその存在はある意味チートでございますのでチユリの存在は貴重なのでしょうね。
そして黒雪姫不在の時に新たなる敵が出現、と。
これはつまり「親」の庇護の元から巣立ち「親」を助ける存在になるための試練と云う事なのかもしれませんね。
黒雪姫の期待に添えることが出来るのか、春雪くんたちがどう対処するのかが楽しみでございます。

カンピオーネ!〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜 #1『はじまりの物語』

ゲート・オブ・バビロンじゃないかっ!(笑)
と云う事で、微妙に被る描写があっても気にしませんよ(笑)
監督は草川啓造さん、…そうか「DOG DAYS′」は監督しないんですねぇ、残念。代わりにこちらの監督をなさるようですが、アクションシーンは「DOG DAYS」で見せて下さった軽快なソレでございまして、本作も合っているようでございます。…お色気シーンも「爽やか」でしたし(笑)
ググれば色々と情報は入手できるのでしょうが、それですとおっさんの「素」の感想でなくなってしまいますので、あくまで「観たまま」の感想を心掛けるため必要以上にはググらない方針で。
で、内容は神々の戦いに関与する人間の物語、なのかな?
主人公の草薙護堂は神様の力を奪い取れるようなのですが詳細はまだよく分かりません。まあその辺は追々語られる事でしょうから初回に詰め込まなくても問題はないでしょう。

ココロコネクト #1『気づいた時には始まっていたという話』

立山星高校の文化研究部部員八重樫太一・永瀬伊織・稲葉姫子・桐山唯・青木義文の身の上にある日不思議な出来事が起こったお話。
御石様が出張してきた!(笑)
いや、そうじゃなくて(笑)
宣伝を観ていた時点では高校生の日常を描いた「普通の」青春物語だと思っていたのですが、冒頭俯瞰から始まって唯と義文の心が入れ替わっている描写になり、さらに物語が進むと今度は太一と伊織の中身も変わってしまう。
これは何だろうと考えているうちにラストシーンで今度はまた俯瞰で終了。どうやら「何者か」が何か操作をしていることを示唆した終わり方でございまして、初回としては興味を持たせて下さいました。
前半伊織が母親の出してくれた熱すぎる牛乳を飲んだあとの表情が何とも言えないものでございまして、その以後に描かれた伊織のキャラとは全く違っていたソレに彼女の複雑な一面を垣間見せていたのも上手いなぁ、と。
5人の日常も色々複雑なところもありそうでございまして、そこから波風が立つ予感もございますし、今後の展開次第では面白い作品になるかもしれません。

うぽって!! #002『きばって うかって!!』

遠方射撃の授業をサボったことがバレたふんこたちは補習授業を命じられるが、ふんこの姉のふぁるたちとの校内バトルに勝てば補修免除と知らされて、というお話。
「女の子たちが銃器」といった設定は邪魔(笑)
創作の世界ではどういった世界観を作り出してもそれは作者の思うままでございますのでそれはどうでもよろしいのですが、その設定が作品に対して意味を持つと申しましょうか、説得力を持って頂きませんと混乱を招いてしまってマイナスではないかと。
今回のエピソードを観ておりまして、単に銃器のエキスパートたちが学校に集まって「キャッキャ、ウフフ」しているという作品世界の方が単純で面白いんじゃないかと考えた次第でございます。
もちろんそれだと「女の子が実弾を撃ちまくるってどうよ?」ということになるのですが、そこをなんとかするのが創作者の責務ではないでしょうか。
銃を使った戦闘は薀蓄も面白かったですし、女の子たちの可愛らしさも十分堪能させていただきましたが、だからこそ設定が活かされているとも思えない作りが残念かと。

氷菓 #12『限りなく積まれた例のあれ』

「カンヤ祭」開幕、しかし古典部の面々の表情は暗い。原因は文集「氷菓」の発注ミスで捌けそうもない大量の文集が届いてしまったからだった。なんとかしようと約一名以外は頑張るのだったが、というお話。
今回は「関谷純」がその形態に大きくかかわった「カンヤ祭」のお話でございまして、その楽しそうな様子はえるの落ち着きのなさ(笑)で良く表現されておりました。
関谷氏にとっては複雑な想いばかりが残る文化祭でございましょうが、もし彼が生きていて、そして後輩たちの楽しそうな様子を見たのなら、あの時彼が打ちのめされて去って行ったこのお祭りにも意味があったと感じてくれるのではないか、それともこんなバカ騒ぎのために青春を無駄にしたのかと怨嗟の声をあげるのか。…知りたいところでございます。
ということで今回はこれといってミステリはなかったように見えたのですが、一箇所中庭でアカペラを唄っていた学生たちのクーラーボックスからモノがなくなっていたという声が聞こえましたので、その辺なのかな?
個人的には「30部の発注が200部に誤発注」の方が気になりまして(笑)、どこをどう間違うとそうなったのかなぁ。「30部で300部」なら桁間違いなのですが、中途半端な間違いに意味はないのか?
…些細なところが気になってしまうのも、この作品の世界に慣れさせられてしまったからでございますね(笑)
まだミステリの正体は明らかになっておりません。