正解するカド 第5話『ナノカ』

国連から制裁を突きつけられワムの提出を迫られた日本政府は、というお話。
管理ではなく拡散。考えてみればヤハクィザシュニナはワムの数に制限があるとは一言も言っておりませんので、それが一番の解決策であり当然の帰結
ただ誰にでも無限のエネルギーを手にするという事は、今までの社会システムの崩壊につながってしまうのかもしれません。…作中首相が「それを考えるのは人間の仕事」と語っておりましたが、果たしてそこまで人類は賢い存在なのか。
やはりヤハクィザシュニナは人類の幼年期を終わらせようとしているのかもしれませんね。
それにしても創作物の中の政治家はどうしてこうも頼もしいのか(笑)
勿論そうでないと物語は著しく停滞してしまいますので当然なのでしょけど、これほど肝の座った首相をアニメで見たのは何時以来だったか思い出せません。
こういったキャラが各所に配置されている作品ですから、色々と危機的状況であっても安心感を覚えるのかもしれません。
さて事態は拡散、世界は否応なくカオスへと突入して行きそうでございます。