リトルウィッチアカデミア #13『サムハインの魔法』

魔法祭で嘆きのバハロワの生贄役を任命されたアッコたち。しかしアッコはバハロワに笑ってもらおうと考えて、というお話。
メタモルフォースという手法はアニメの楽しさの一部分を担っているものですし、大昔のアニメでは割りと頻繁に見かけたものでございましたが、最近は影が薄くなってしまったでしょうか。
表現方法自体はアニメーターの腕の見せ所だと思いますが、最近のアニメでコメディ作品以外では使いどころが難しい手法ですからね。
本作は魔法として頻繁に登場しておりまして、それを見ているだけでも楽しくなってまいります。…「素材」としての作品世界の設定が良いのでしょうねぇ。
諦めないアッコ。
その情熱に巻き込まれながらも、それが決して嫌ではないロッテとスーシィの距離感が心を熱くしてくれまして、本当に良い作品でございます。
誰よりも悲しみを知っているからバハロワを笑顔にしたくて頑張った彼女には、月光の魔女の称号よりも素晴らしいものを得た。そう思わせて頂きました。
さて次回からは後半戦ですか、2クールお付き合い出来る幸せは良いものでございます。