うらら迷宮帖 第12話『お風呂とお祝い、時々笑顔』

九番占試験の慰労も兼ねてスーパー占湯へ行ったお話。
と云う事で、最終回だからと言って特に変わったところもなく、いつも通り可愛い女の子の可愛いところが描かれておりました。
ある意味この作品らしい最終回とも言えますが、本来であれば千矢たちがうららとしてステップアップして行く様が描かれる作品のような気がしております。
が、1クールで一段階進んだことを考えますと、一番占になるまで描こうとすれば最低でも9クール必要でしょうから…、無理ですね(笑)
ただ「昭和元禄落語心中」でも書きましたが、完結しない物語は不完全で、終了直後は印象に残っても数年後には忘れ去ってしまう可能性が高くてねぇ。
単純に「今の売上」だけのためならばそれでも良いのでしょうけど、そうやって消費するだけでは作品にも制作に関わったスタッフにも失礼なのではないかという思いが年々強くなっております。
手堅く作ってくれた本作スタッフ各位には感謝しかございませんが、製作の方は考え直す時期に来ているのでは、…毎クール末同じことを書いているよなぁ、反省反省(笑)