クロムクロ 第二十四話『血戦の黒部ダム』

乾坤一擲の戦い、というお話。
とママさんは仰っておりましたが、別に運を天には任せてはおりませんでしたよねぇ、結果は運任せだったのかもしれませんが。
視聴していた時はエフィドルグの幹部連中が呆気なさすぎやしないかと考えたのですが、元々戦力的には数以外はほぼ互角という描かれ方でしたし、人間側の通常兵器も通用しないわけではないので、戦術さえしっかりしていればこの結果は妥当と考え直しました。
それにオーガが強すぎますとあの場面で誰かが死なないと収まりがつかなかったでしょうし、それを回避する上でもアッサリで良かった(笑)
敵だったムエッタが助勢してくれたり、新だと思っていたセバシチャンが主にピンチに登場したり、トムさんが人間やめて(笑)までロングアームに乗り込んだり、通常戦力の狙撃兵が活躍したり、由希奈の機転が活路を見出したり、…ロボットアニメの良いところを濃縮してくれておりまして大満足。
緊迫感溢れるエピソードにも関わらず「嫁にしてやる」といったホノボノした話題(笑)も挿入、万事目が行き届いておりまして、さすが岡村天斎監督のお仕事でございますね。
公転周期224年後に本体到着。
先遣隊は撃退。しかし状況の深刻さは悪化しているのかもしれません。
でも今回エフィドルグの技術を大量に確保出来たわけで、それだけの時間があれば迎え撃つ準備もできそうなのですが、…「マジェスティックプリンス」に続くかな?(笑)
さて、広げた風呂敷をどう畳んでくれるのか。これが剣之介にとっても制作スタッフにとっても最後の難関でございます。