ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン Episode 08『いつか、三度目に』

どうして上巻は無能な者ばかりなのだろう?
それは主人公(本作ではイクタ)の有能さを強調するためというのは理解できますし、無能だからこそ主人公が活躍する場が得られるのでしょうけど。
カンナ無駄死にす。
前線の兵士の大半はそういう死に方しか出来ないのでしょうし、現状のイクタには何も出来ませんが、う〜ん。
こちら側にいる私にこういうやり場のない憤りを感じさせてくれるのですから、創作としては成功かなぁ。
誰も彼も救えるとは考えておりませんが、主人公が世捨て人然としている間に死ななくても良い人間が死んでしまう事にイクタがどう考えどのような行動を起こしてくれるのか。
それが北域での戦いの見せ場になるのかもしれません。