DAYS 4th day『命かけて僕は生きたいんです』

生方千加子がつくしの生き方にイライラしたお話。
スポーツの場合、その努力を続けられるのは卒業まででございまして、そこで先へ進めるかそれともそこで終わりなのかは自ずと理解できますので、無駄にはならないかと。
一方創作に対しての努力はいつ何処で芽が出るのか誰にも分かりませんから、終わりは見ないでしょう。でも続けなければ間違いなく芽は出ないでしょうから、スポーツよりも過酷な生き方でしょうね。
この二つを同列に語るのはどうかと考えますが、「ひたむき」「愚直さ」が必要なのはどちらも同じなのかもしれません。
自分が投げ捨ててしまった努力を続けるつくしに苛立つ千加子の気持ちも理解できますし、その原因を知った彼女がまた努力を続けようと立ち上がったのは実に気持ちいい展開でございました。
マネージャー就任。
物語を書く上で他者の気持ちを知っているのは間違いなくプラスに働くでしょうから、この「寄り道」は彼女の力となってくれることでしょう。
さて、つくしの努力が形となって現れるのはいつなのかなぁ。