精霊の守り人 第1回『女用心棒バルサ』

アニメを観てから原作を読んだファンでございますが、概ね満足。
映像は最新のCGを惜しげも無く使用しておりまして、さすがNHK,金に糸目はつけていない(笑)
主演の綾瀬はるかさんについては重そうな所に好感を持ちました。…太っているということではございませんよ(笑)
バルサは三十路過ぎという設定ですので年齢的に演じられる女優さんは多いと思いますが、肝心なのは手練の短槍使いという部分でございまして、これで次々と襲い掛かってくる刺客と渡り合うのですから重さは絶対必要。
殺陣自体は撮影や演出で如何ようにも誤魔化せるでしょうけど、撃ちこんだり受けたりする際の説得力として重さは必要と考えておりますので、キレイなだけの女優さんでは迫力が足りませんからねぇ。
その点綾瀬さんは重さを感じさせてくれまして、これから先アクションが続いたとしても楽しめそうでございます。
帝役の藤原竜也さんが原作とは違う印象でございましたが、まあこの「怪しげ」な雰囲気も面白そうでございます。
まるっきり原作と同じであれば映像化する意味はないので、この改変がドラマに華を添えてくれると期待しております。
それにしても3年全22話とはどういった放送スケジュールなんでしょうねぇ。