昭和元禄落語心中 第三話

八雲の長い夜、第二夜。
戦争前夜と戦中、そして終戦直後を菊比古がどう過ごしたかが描かれておりまして、好きな落語が出来なくなる辛さやその落語に救われたことが語られておりました。
声高に戦争反対などと叫んでいる作品には全く共感できないヒトデナシの私ですが、こういった内容だと素直に共感できたり致します。
語らないで悟らせる。
物を伝えるということはこれが肝要ではないかと考えておりますが、それは本作とは関係のない話(笑)
悪戦苦闘したり時代に翻弄されながらも菊比古の青春はこれからが本番のようでございまして、…ケバい女が登場してまいりまして一悶着ありそうですね。