終物語 第十二話『しのぶメイル 其ノ陸』

忍の正妻争い終了。
私がこの一連の騒動から見て取れることは「青春は欲張りだっ!」ということでございまして、何か一つを選ぶなんて事はこの時期の人間でも歳をとった人間でも無理であり、そうすると人間(だけじゃなくて怪異にとっても)は何時でも青春という結論になりました(笑)
まあ青春でなくても人間欲張りなわけで、その欲に惑い悩みと。
そうした問に明確な答えはないのでしょうけど、確かなことは優柔不断な態度は結局我が身に帰ってくるということでございますね。
一所懸命。
最善の答えを出せなくても最善の努力を惜しんではいけない。そうしたお話だったのではないかと理解いたしました。
だって余接ちゃんが最後に「不幸でい続けることは怠慢だし、幸せになろうとしないことは卑怯だよ」と仰った意味はそういうことなのでしょうからね。
そして最終回だったというのに扇の正体も目的もはっきりしないまま終了。
全然「終」わっていないんですけどっ!(笑)