それが声優! 第13話『査定』

それなりに順調に仕事をしていた双葉に青空プロダクションの運命の査定がやって来た、と云うお話。
おじさんは声優さんにあまり興味が向いていないのですが、数年前主役をしていた方の声を最近あまり聴かなくなりますと厳しい世界なのだなぁと感じてしまう事がございます。
野沢雅子さんのように長く主役を張れる方もいらっしゃいますが、そういう方はほんの一握りでございまして、若い時に主役を獲得したからといって何の保証を得たわけでもなく。
むしろそこはスタートラインに過ぎず、続けていくためには不断の努力が求められるようでございます。
双葉はとりあえず一年の猶予期間を得ましたが、茨の道はまだまだ続くということで。
まあどんな職業でも厳しいことに違いはないのでしょうけど、仕事のある時しか生活の保証のない若い声優さんの抱える不安や焦りをコメディタッチで見れたことは収穫でございました。
不安以上に大きな喜びや充実感もあるから頑張れるのでしょうし、コメディ仕立てでも成立したということなのでしょうね。
やはり笑顔を絶やさない事こそ何事においても必要なのかもしれません。
制作現場を描いた「SHIROBAKO」に続き声優さんのお仕事(の一端)も見ることが出来まして、これで私もアニメ通になれたのかも(笑)
スタッフの皆様には感謝と同時に、GONZOもここまで復活できたのですからマングローブさんにも頑張ってほしいなぁという思いを強くいたしました。