やはり俺の青春ラブコメは間違っている。続 第12話『未だ、彼の求める答えには手が届かず、本物はまちがい続ける。』

バレンタインデーが近づく中、いろはたちから葉山に渡すチョコについて相談を受けた奉仕部は、というお話。
それにしても陽乃さんは波風立てて何がしたいんだっ!(怒)
と云う事でここ数回語られていた本物の意味が掴み切れないでおりましたが、今回自分なりに解決。…あくまで自分なりなのですが。
一度バラバラになった奉仕部でございましたがヒッキーの涙事件(笑)以降平穏な関係が続いておりました。これは観ていて気持ちの良いものだったのですが、そんな関係はニセモノであると陽乃さんは言いたかったのだと理解。
そうですね、三人がある程度自分を抑え相手を尊重しているからこの関係が維持されているのですけど、それのどこがいけないのかと。
社会に出れば自分の正直な気持ちばかり相手にぶつけることなんて出来ませんし、第一そんな人間に友人なんて出来ようはずもなく。皆どこかで自分を抑制しておりますし、それが円滑な人間関係を築く知恵ってもの。
でもその関係は実は葉山グループと同じであって、本音をぶつけて壊れるような人間関係に若い君たちが満足しているのは気持ち悪いと陽乃さんは仰りたかった、と解釈したのでございます。
う〜ん、それで壊れないとしたら確かに本物には違いないでしょうけど、毎日血反吐はきながら顔を合わせたくはないしなぁ(笑)
でもここが分岐点。
本物になれればこの関係はいつまでも続くでしょうが、このままなら何かの拍子(受験が一番近いイヴェントになりそうですが)で雲散霧消してしまいそうですしね。
しかしヒッキーにはハードル高すぎやしませんかねぇ。答えは次回の最終回に出るのでしょうか?