シドニアの騎士 第九惑星戦役 #12『決戦』

コクピット内までエナを侵入させた紅天蛾に対し手も足も出ない谷風。その時イザナの活躍によってエナと紅天蛾の分断に成功、つぐみを回収した谷風だったが、というお話。
第九惑星戦役終了。
谷風の窮地に援軍が到着してガウナを殲滅した場面を見ておりますと、第1シリーズの初期はガウナに圧倒されていた場面を思い出しまして感無量。
まだ戦いは続くのですが、この場面を2期のクライマックスに持ってきてくれたおかげで(あるかないかは知りませんが)次期シリーズまでいい気分(単純ですねぇw)で過ごせるってものでございます。
第1シリーズではガウナの前でほとんど無力な人類の戦いに閉塞感を感じたものですが、この第2シリーズでそれが一変したのは人類側の兵器が進歩したからだけでなく、つぐみの存在が大きかったですね。
彼女が存在してくれたことでシドニア内部の日常が生き生きとして描かれておりましたし、その結果ガウナとの戦いに臨む人類の緊張感を強調する効果もございましたしね。
そして物語として、人類とガウナの間につぐみ(融合個体)が入ることで戦い以外の道を探るきっかけにねる…、とは限りませんが可能性はありますよね?
とりあえずの区切りではございますが、物語はまだ終わりが見えておりません。
3D作画もレベルアップしておりましたし、出来るだけ早い再開を望みながら感想とさせて頂きます。