シドニアの騎士 第九惑星戦役 #07『鳴動』

重力子放射線射出装置の実験は成功したかに見えたが直後暴走を始め、挙句爆発を起こし消え去ってしまう。だが小林はさらなる改良を命じるのだった。その頃谷風はリア充していたというお話(笑)
今回もシドニア自体は深刻なお話でしたし、ラストシーンで移民たちの身にもただならぬ脅威が訪れていたようなのですが、それら全てを谷風パートが中和(笑)
前シリーズは深刻さ一辺倒で正直視聴しているのが辛いところもあったのですが、つむぎの登場が作品自体を大きく変えてくれましたね。
人類が直面している深刻な事態に変わりはない、どころかある意味破滅へ一直線のようにも見えるのですが、つむぎが希望の象徴として働いてくれているから以前のような絶望を感じないでいられるのでございます。
もっともつむぎがこのままでいられる保証など何処にもございません。
いやそもそも落合によって創りだされた経緯を考えれば、彼女(?)の行く末もまた破滅しかないのかもしれませんが…。
つみぎの未来がどうなるのか、そしてその未来が谷風にどのような変化をもたらすのか。その時を待ちたいと思います。