プラスティック・メモリーズ #08『知らない花火』

冒頭「本体」はそのままで「OS」だけを書き換えることを希望する老婆が登場しましたが、そのお話は放置され(次回に描かれる可能性も…、あるのかなぁ?)て残念でございました。
ギフティアと人間の関わり方は千差万別でしょうし、様々な関係性を何故見せてくれない!と画面に向かって叫んじゃいましたよ(笑)
本作はツカサとアイラの物語であることは承知しているのですが、その二人の関係を見せる意味でも周辺事態を描き間接的に浮かび上がらせた方が切なさは倍加すると思うのですけどねぇ。
エルとアンディのエピソードも同様でございまして、これだけでひとつのエピソードとして見せて頂きたかった。
そういった様々な過程を経て感情が高まるからこそ終盤のツカサの告白に視聴者として共感できるとんじゃないかと。
それとは別に。
本体の老朽化よりOSの方が先に駄目になるという話に納得がいかなかったのですが、考えてみるとそれだけ生活して蓄積さられ「記憶量」が膨大であり、バックアップに逃すことも記憶容量の増加も(本体の容積の関係で)できないって事なのかと納得。
でも今の時代でもクラウド上にデータを移行できるのですから、記憶だけ別の場所に移しておくことは出来そうなんですけどね。その辺に上手い「嘘」が欲しい処でございます。