マジンボーン 第51話『終わりの始まり』

ずべては始まりの魔神の罠だった!というお話。
レボルトもとんだ道化でございますが、そこまでして魔神が宇宙を消す説得力のある理由を次回の最終回に語ってくれるかが焦点になりますね。
当り障りのないものになるだろうと想像はしておりますが、ここでこの作品のすべてが決するといたしますと宇田監督(東映ですからディレクター表記ですが)の正念場かもしれません。
最終回前ですからアクションについて少しだけ。
CGですので作画に乱れはございませんでしたし、多分ライブアクションを取り込んでいたのでしょう、組手は迫力もありましたが、逆に手描きの自由さと申しましょうか外連という点で不満が残りました。
淡々と格闘しているように見えまして、見せたい部分、強調したい部分のアクセントが不鮮明になっていたように見えたもので。
それとカラフルな色使いも動きが早くなりますと見難く感じられまして、この辺は改良の余地があったかもしれませんね。
まあ今日より明日、この作品で得た蓄積が将来の作品に活きてくるでしょうから何事も経験でございますね。
始まりの魔神と翔悟の宇宙存亡をかけた対話が始まります。