黒子のバスケ 第60Q『勝つために』

後半開始、だが黄瀬をベンチに下げた海常は徐々に点差を広げられ、というお話。
満を持して黄瀬再投入して猛反撃開始といった物語の由緒正しい展開でございまして、色々と今時のカッコいい技や見せ方はあってもドラマについては昔から何も変わらないようでございます。
いや茶化しているわけではなく、こういう部分は変えようがないから大事にされているのだと言いたいだけでございます。
黄瀬くんの「パーフェクト・コピー」という厨二的発想も、それを可能にする仲間への想いや勝利への執念という「気持ち」があるから受け入れることができるわけで、そういう意味ではアップトデートされてはいてもこの作品もスポ根作品だなぁ、と。
黄瀬くんの活躍を火神がこのまま大人しく眺めているわけはございませんで、さてどのような対抗策を見せてくれますか。