山賊の娘ローニャ 第12話『地下室の口笛』

ローニャが地下室でビルクと会えたお話。
今回のお話なんてローニャがやっとの思いでビルクに会えた喜びや彼の置かれた状況に対する怒りと悲しみと言った感情の発露が見所だったと思います。
全ての3Dアニメがそうだとは考えておりませんが、日本の3Dアニメはまだそういう方面が手慣れていないように見えるのでございます。
アメリカさんのアニメは手描きの頃からオーバーアクションでございまして、当時はそういう表現が苦手だったのですが、今考えますとああした表現の蓄積が今の3Dアニメにおいての感情表現にいきているのかもしれませんね。
日本の3Dアニメの感情表現はまだ発展途上のようにも見えますが、そこが上手くなりませんとその先には行けないような気がしております。
今回のローニャの感情表現はオーバーくらいが丁度いいわけでして、そうであったなら平坦なお話ではございましたが旨を打つ内容になっていたのではないかと考てしまいました。
冬なまだ続く。
このままではビルクが飢えてしまいそうですが、打開策はあるのかなぁ。