SHIROBAKO 第9話『何を伝えたかったんだと思う?』

仕事の将来に悩む藤堂美沙のお話。
ある程度仕事が出来るようになりますと「先」が見えてきたりするのですが、大半は勘違いだったり致しまして、自分の考えるものを形にするには今習得した技術を応用する力が必要になってまいります。
そのためには基礎を徹底的に学んで道具を手足のように扱えるようにならなければいけませんが、若いうちは基礎を学べばもう一人前と勘違いしてしまうのでございます。
美沙も単調な仕事の連続で飽きてきたのかもしれませんが、独り立ちした時にクライアントのどんなオーダーにも応えられるようになれるかどうかは今の努力の積み重ね次第かと。
そういう忠告を社長さんはしてくれたのですが、絵麻同様遠回しの言い方が通じないようでございましたね(笑)
まあ若いのですからこういう向上心は絶対必要、変に丸いより好ましいと社長さんも認めてくれたんじゃないでしょうか。
木下監督。
やはり創作者というものはこれくらい自分の気持に正直でないと観客を楽しませてくれることは出来ないのかもしれません、…周囲は大変でしょうけど(笑)
本田ですくのように尻を叩くもの、舞茸じめじのように的確なカウンセリングをしてくれるもの。集団作業の妙ってものですね。
そして監督の話を傍観者となって聞いていたみゃーもりでしたが、ステージに大観衆、そして馬百頭(笑)の作画を仕切るのは自分だと気が付いたようでございますが、一ヶ月で完成させることができるのか!
ホント、仕事って大変(笑)